掘りごたつ用 敷布団

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掘りごたつとは

近年、一般住宅で見かけることも少なくなった掘りごたつですが、フローリングのお部屋が増えた現代でも、掘りごたつを作ることは可能です。 この記事では、そんな掘りごたつの魅力について解説します。

現代の掘りごたつ

掘りごたつと言われると、昔の日本家屋を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、現代のようなフローリングメインのお部屋でも、掘りごたつを作ることは可能です。 現代の掘りごたつは、下記の2パターンが主流です。

・リフォームタイプ
・ユニットタイプ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

リフォームタイプ

リフォームタイプは、その名の通り家のフローリングを掘りごたつにリフォームする事を指します。 框の設置からヒーターの設置まで、すべてリフォーム業者が行ってくれるので手間がかかりません。 夏の季節などこたつを使用しないときは、蓋をする事で通常のフローリングに戻すことも可能です。 お値段は業者によりますが、平均で20万〜40万程度になります。

ユニットタイプ

ユニットタイプは、組み立て式の掘りごたつになります。 組み立てはお客様自身で行わなければいけませんが、リフォームの手間がかからず、賃貸のお部屋でも使用する事が可能です。 お値段は5万〜10万円程度になりますが、ヒーターは別売りの場合がほとんどです。

掘りごたつのメリットとデメリット

掘りごたつのメリットとデメリットを、それぞれ見てみましょう。

メリット1:膝に負担がかからない

掘りごたつは正座をする必要がないので、膝に負担がかかりません。ご高齢の方や正座に慣れていないお子様にとっても、使いやすいです。

デメリット1:掃除がしにくい

掘りごたつは、床下のくぼみの掃除がしにくいデメリットがあります。また、窪んでいる部分は埃が溜まりやすいので、定期的に掃除機をかける必要が生じてしまいます。

デメリット2:設置費用が高い(手間)

設置費用が高いことと、設置に手間がかかってしまうデメリットがあります。 新しく家を建てるとき、または家のリフォームを検討するときなどに、設置を検討してみるのが良いかもしれません。

豆知識。掘りごたつの歴史

掘りごたつは、実はイギリス人が開発したものであるという事をご存知でしょうか? イギリスの陶芸家バーナード・リーチ氏は、日本に住んでいた際、あぐらが苦手だったため、自宅に掘りごたつを作ったと言われています。 これを知った小説家の志賀直哉氏や里見弴氏が、自身の随筆(エッセイ)でバーナードリーチ氏の掘りごたつを紹介した事から、掘りごたつは一般庶民に広がったとされています。

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