2021/12/24

こたつの歴史について

こたつ

こたつの起源は室町時代からと言われていますが、当時は現代のようなテーブルに熱源のついたものではなく、囲炉裏をもとに作られていました。囲炉裏は現代でも古民家や旅館などで良く見られますが、寒い時期に周りを囲んで暖まったり、調理する際に用いられるもので、灰の中で薪や炭などを燃やして使います。

室町時代から江戸時代にかけては、囲炉裏の上に台を置いたり、天板部分が格子のようになったやぐらを置き、衣服や布団を重ねて使用していました。

その後、床より下に熱源を設える、現代の掘りごたつとも言われる「切りごたつ」や可動式のこたつが誕生するなど、時代とともにこたつのスタイルも変化していきます。大正時代になると現代のような電気こたつが誕生し、戦後徐々に普及し始めました。

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